京都

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防災・災害

富士五湖で震度6弱──「富士山噴火の前触れ」なのか、専門家が否定する理由と、私たちが本当に備えるべきこと

リード ── 深夜の富士山麓を襲った、最大震度6弱 2026年6月26日午後10時29分、富士山の北麓が大きく揺れた。山梨県東部・富士五湖を震源とするマグニチュード(M)5.6の地震が発生し、山梨県富士河口湖町で最大震度6弱を観測。震度5強を大月市、震度5弱を神奈川県・静岡県の各地点で記録した。震源の深さは約20キロメートル、津波の心配はないとされた。 就寝前後の時間帯を直撃したこの地震は、SNS上で瞬く間に拡散した。とりわけ多くの人々の脳裏をよぎったのは、ひとつの不安である。「富士山が、いよいよ噴火するのではないか」。震源が日本の象徴・富士山の足元であったことが、その連想を一気に増幅させた。だが結論から言えば、複数の地震学者は富士山の火山活動との直接的な関連を「低い」あるいは「否定的」とみている。 では、なぜ富士五湖で強い地震が起きるのか。富士山噴火や南海トラフ巨大地震との関係はどう考えればよいのか。そして、深夜に走った緊急地震速報から私たちが学ぶべき教訓は何か。本稿では、この地震を「火山」「プレート」「防災」「情報」という複数の角度から掘り下げる。 背景 ── 富士五
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暮らし・文化

「二十世名人」まであと1勝──藤井聡太、史上7人目の名人4連覇が突きつけた“絶対王者の次なる課題”

はじめに──5月17日、高槻城公園で完成した「会心のストレート防衛」 2026年5月17日、午後7時半。大阪府高槻市の「高槻城公園芸術文化劇場」。第84期名人戦七番勝負第4局で、先手の藤井聡太名人(23)が123手で挑戦者の糸谷哲郎九段(37)を投了に追い込んだ瞬間、対局室から自然と拍手が起きた。 シリーズ成績は4勝0敗。藤井名人は2023年に渡辺明前名人から名人位を奪取して以来、第82期、第83期、そして今回の第84期と、ただの一度もタイトルを手放さないままに「名人4連覇」を達成した。名人戦における4連覇は、木村義雄、大山康晴、中原誠、谷川浩司、森内俊之、羽生善治に続く史上7人目の偉業である。 そして同時に、もう一つの「あと1期」が確定した。来期(2027年)の第85期名人戦も防衛すれば、規定の「通算5期」を満たし、藤井は「二十世名人(永世名人)」の称号資格を得る。永世名人と言えば、大山15世、中原16世、谷川17世、森内18世、羽生19世─
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