国債

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政治・社会

過去最大122兆円予算が成立——「積極財政」が問い直す日本の未来設計

2026年4月7日、参院本会議で2026年度当初予算が可決・成立した。一般会計の総額は122兆3092億円と過去最大を更新し、国債費も31兆2758億円と初めて30兆円を突破した。高市早苗政権が掲げる「責任ある積極財政」の看板を背負ったこの予算は、毎日の生活から国家の信用力まで、あらゆる側面に影響を与える。巨額の数字の裏に何があるのか、私たちはこの予算とどう向き合えばよいのかを読み解く。 なぜ今、過去最大の予算なのか 今回の予算が「過去最大」になった背景には、複数の力が重なっている。 第一に、高市早苗首相の政策路線だ。「責任ある積極財政」と銘打ち、成長と分配の両立を志向する高市政権は、削減よりも投資を優先する姿勢を鮮明にした。防衛費は初の9兆353億円に達し、社会保障費も39兆559億円と全体の約3割を占める。高校授業料や小学校給食の無償化など、教育負担軽減策も新たに盛り込まれた。 第二に、金利上昇の直撃がある。日銀が2024年3月以降に利上げを重ね、長期金利が一時2.4%に達した結果、国債の利払い費は13兆円を突破し、前年比で2兆5000億円も膨らんだ。国民が意識しない間に
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ビジネス・経済

長期金利が27年ぶり高水準——住宅ローンを直撃する「日銀利上げ」の現実

2026年3月27日、日本の金融市場で異変が起きた。長期金利の指標である10年物国債の利回りが2.385%に急上昇し、1999年2月以来、実に約27年ぶりの高水準を記録した。「失われた30年」とも呼ばれた低金利時代はもはや過去のものとなりつつある。いま何が起きているのか、そして私たちの家計はどう変わるのか。 なぜ今、金利が急騰しているのか 今回の長期金利急騰の引き金となったのは、中東情勢の緊迫化だ。2026年2月末の米国・イスラエルによるイランへの軍事攻撃以来、中東では戦闘状態が長期化しており、原油価格が高止まりしている。エネルギーコストの上昇はそのままインフレ圧力として日本経済に波及し、「日本銀行が早期に追加利上げに踏み切らざるを得ない」という市場の観測を強めた。 長期金利が上昇する(=国債が売られる)ということは、市場が「今後の政策金利の上昇」を織り込んでいることを意味する。原油高が続けばインフレが加速し、日銀が対応を迫られる——その連鎖を市場は敏感に読んでいる。 日銀の現状:「3月据え置き」も利上げ路線は維持 日銀は3月18〜19日の金融政策決定会合で、政策金利(無
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